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  2. 仏道修行

仏道修行とは、
ひと言でいえば、自己の仏様(この世に誕生するときに仏様よりいただいた根本の心)を育てることです。
修行といっても日々の生活の中でできることですので、難しく考えるのはやめましょう。

次の五か条のうち、できることからすぐに実行してください。
たとえ不運な時、財がなくともご本尊様にお参りしていただくことができます。
ご遠慮なくお寺にいらしてください。

 一、日々必ず、恥ずかしがらずに大きな声で最低三回、お題目を唱えてください。
 一、ご先祖様の墓拠は人まかせにせず、家族で感謝の念を持って、
   お掃除し、きれいにしておきます。
 一、お寺の行事は他人事ではありません。檀教徒のため、ご住職が催してくださいます。
   早めに予定をお立てになり、気軽に参加してください。
 一、ご本尊様、ご先祖様の存在を忘れてはいけません。
 一、人には運・不運、財の有る無しは当然あるもの。
   苦しいときは一生懸命に働く姿や心を布施行とするのです。
 一、無財の「七施」を行います。これは日々心がけることで簡単にできます。

無財の七施

 ①捨身施 健康な身体を作り、常に他人様に役立つ奉仕をさせていただくこと。
 ②心慮施 他人様の精神的苦しみ、悲しみ、喜び、すべてを我がものとし、
      ともに解決を考え、ともに喜びましょう。
 ③和顔施 常に和やかな笑顔を忘れないこと。
 ④慈眼施 優しいまなざしで接してください。
 ⑤愛語施 おだやかなやさしい言葉を使ってください。
 ⑥房舎施 人々が集い、精神的に癒されるよう、豊かな心で接してください。
 ⑦床坐施 お年寄りや病弱な方に楽な席を譲ります。